filter関数で抽出。複数・あいまい検索

スプレッドシートのfilter関数の使用頻度は高いと思います。

すぐに使えるよう代表的なものを一覧に出しておきます。

filter関数・一覧

よく使う関数は以下のとおりです。

①通常(〇を検索する)

=FILTER(A:B,B:B=〇)

②空白の行を除外しての抽出

=FILTER(A:B,B:B<>"")

③A1の単語をあいまい検索

=FILTER(A:B,search("〇",B:B))

 

filter関数・解説

①通常(〇を検索する)

=FILTER(A:B,B:B=〇)

まずは、①から解説していきます。
もっともポピュラーなfilter関数の使い方です。
B列(列は、横軸)の〇と同じ(=)のものを抽出するという意味になります。
〇に今回は、アイキャッチ画像と同じ2を入れて解説しましょう。
=FILTER(A:B,B:B=2)
この場合、B列に2があるもので、A:B列の両方を抽出するという意味になります。

上記のとおり入力

=FILTER(A:B,B:B=2)

Enterを押下すると、このとおりB列が2のAとB列を抽出することができました。

 

 

②空白の行を除外しての抽出

=FILTER(A:B,B:B<>"")

②のfilter関数も使用頻度は高いです。
A列が空白("")の場合、除外する(<>)という意味です。
A列の空白を除外して、AとB列を抽出するという意味になります。

データ分析をしていると、空白の行を除外するこちらの関数はよく使います。

 

 

③〇の単語をあいまい検索

=FILTER(A:B,search("〇",B:B))

filterであいまい検索する方法が多数ありますが、こちらの関数は初心者にわかりやすいものとなっています。

〇の箇所に、文字を何か打てば、B列に〇の文字がある

AとBの行を抽出するというものになります。

ちなみに""(ダブルクォーテーション)は、関数だけでなく色々なコードで、ひと塊として認識させるために使うものです。

 

いかがでしょうか。

filter関数は他にもたくさんありますので、随時追加をしていきたいと思います。